年末の骨折事故


12月25日、いよいよ年末年始は主婦にとって大変忙しいときです。その最初の日に妹が左手首を骨折したという。
実家のお墓参りに来た。いつもは正月に来る予定が、今日、ご先祖に謝りたいと早めに来たという。殊勝なことだが、可哀想なことになったと慰めるしかない。


あんなに働き、家事をこなし、娘や孫たちの世話をし、実家のお墓にも時々お花を上げてくれる元気な「お母さんおばあさん」が骨折事故とは。


旦那さんの送り迎えで通勤していたが、しばらく休みを取るという。
「あまり働きすぎるから、きっと、お暇を下さった」と思いなさいと慰める。


何一つ不足のないよい妹が事故にあい、定年無職の暇人がのんびりと遊んでいることが不公平であると実感し、先祖に謝るべきは自分であると思う次第である。