春の嵐

今年の天候を予想させるような、日事に変わる寒暖、晴雨、三寒四温の最後の幕は荒れ模様。
お彼岸前に桜の開花予想を見せられたが、果たして計画がうまく当たるだろうか。幹事役としては毎年の気苦労の一つである。
遅れて咲いた梅も今が満開。嵐に遭ってもきりっと咲いている。まだ椿も咲いていない我が家の小さい庭先で淡い春の主役を務めてくれている。
柿に木に新芽が芽吹いてきた。早朝に飛来する小鳥達も柿の木の枝先に止まり、一時、梅のほのかな香りに酔いしれているようだ。
強風の吹き荒れる庭のざわめきも、揺れる木々の葉の日の照り返しもやがて治まるだろう。お彼岸前の一時、春の煮はの手入れの日程を練っているところである。