準断食ダイエット

今年も辛いダイエット期間を終えることが出来た。
例年のこの時期、立春から半月程の期間に準断食をしてきたが、
今年はちょっとつらいものとなった。
花粉症の前ぶれが来ていたために、体力の消耗が早く来てしまったようだ。

断食をして三日目までが辛い。体力維持が出来ない。精神は頑張ろうとする気力があるが、
咽喉の渇き、胃の腑を締め付ける飢餓感はどうしようもない。

一週間もすると、飢餓感もなくなり、水さえ飲めば平気である。
朝、トイレにたち老廃物を出すたびに、精神も身体からも、その毒が落ちていく喜びに溢れてくる。後の一週間はただ耐えるのみである。惰性でいけるのである。

年を経るにわたり、体力の衰えと、免疫力の低下が加わり、惰性もなくなるようになった。
惰性がなくなるとは、我を忘れることが出来なくなるということで、夢中になれない、集中力がなくなることである。

断食をするということは強力な意思が必要であり、意思の持続が「惰性」を生み、半月のダイエットができるのである。修行である。

水と野菜スープのみの準断食修行を続ける覚悟は何かに役立つと思うから・・・。