机の引き出しの奥に・・・
年度替りの3月下旬から4月はじめは毎年机の引き出しの掃除と決めていた。
だが、今年はいつもの年と違ってしまった。原因は東日本を襲った大地震である。
激変の災害情報がいまは「日常」のこととなり、朝から夜までそのニュースを追う生活が続いている。
それでも今は少しは落ち着きを取り戻してきたのであるが、新年度のスタートはまだ本調子ではない。
脇机の引き出しの一つ、重たいその中身を今も改めている。何年も寝かしているシャープ製の「電子手帳」の仲間たちだ。総勢8体。小型のカード交換型のもの4体、少し大きめのもの3体、さらに大型のものが1体。
新型、改良型が出るたびに飛びついて手に入れた、当時の宝物としていつもかばんに忍ばせて歩いた「友」であった。カードには英和・和英辞書、英会話集、国語・漢字辞書、語彙集等があり、いちいち入れ替えて使っていた。今では携帯やパソコンで、はるかに豊富な内容の情報が検索でき、とうとう机の奥に追いやられてしまった者たちである。
電気・電子計算機もその奥に数対眠っている。
ほかの電化製品と同じく文房具などの小物にもバブル全盛期の大量生産大量消費の「熱」に浮かされた自分の実相の証拠品が今も机の奥に眠っている。・・・・・・
またまた似通ったブラウザーのかたち
Firefox4がリリースされたのでためしにインストールしてみた。
Google Chrome、IE9などと外面が、かくも似てきたと思う。
これからは各PCの能力にあわせ相性のよいものを利用したいと思う。今まで比較検討しながら使うために何種類ものブラウザーをインストールしてきたが、もう一定の評価が出来るようになった中級者であればこのPCに会うブラウザーを決めることが出来よう。
わたしもそのうちの仲間入りが出来そうだ。
一番軽いと思うものはChromeだ。IE9の正式版は大地震のためか、リリースが先延ばしになっているから比較が出来ないでいる。
その時が来れば改めて判定しよう。
Google Chromeに慣れてしまったから後はいらないのかもしれないが・・・。WindowsOSを愛用してきたからIE9に敬意を払うことに変わりはない。
今年もあと3日。体調に合わせるごとく好不調のPC2台。
Windows7hpは何とか故障せずに動いている。時々画面がちらつくがそれほど苦痛に感じない。それにIE9ベータも軽快に動く。ゲームなどしないからPCの性能を考えたことはないが、XP以上に期待が持てるOS、ブラウザーであると思う。
SP1がリリースされればもっといいかと期待がする。そのときはm/bを変え、メモリーも増量、もちろん64ビットマシンに変更するだろう。
WindowsXPのPCはまだまだ我が家のメイン機として活躍している。グラフィックカードのドライバがマッチせず邪魔な警告が起動するたびに出るが、だましだまし動かしている。最新のドライバであるが、わが自作機との相性の問題であろうか。
いまさら古いドライバに変えるつもりはない。冬場になって熱暴走もないからノンストップで動かしている。
でもせっかくのメイン機もルーターが不調でモデム直結であり、他機との交信が出来ないでいる。不便である。次は無線LANルーターをと考えている。SOHO運用を中止している現在は趣味の域を出ないPC生活である。不都合はない。でも、ジャンク箱を漁ってもう一台Windows7マシンを組みたいと思う。
i5、8G、1tera、Windows7pro64bit・・・。
最後に、今年のニュースは古いノート機4台、FMTOWNS?機3台、NEC9801MATE機2台を廃品回収に出したことだ。レアメタル不足で業者の無料回収が競争で集めだした。思い切って出すことにした。15年のPC生活の最初の勉強をともにした愛器ばかりだったが今は時代遅れで使い物にならないものばかりだ。レアメタルとしてわずかでも資源再生が出来るならばそれも良しだ。
それにしてもPCの勉強代は幾ら掛かったのだろうか。