厚労相発言問題・・・

「女性は子供を生む機械だ」という思わずすべった発言に対する女性議員の反発は大きく激しい。謝るしかないだろう。しかし、野党がそろって、「辞任か罷免」するまでは審議拒否するというのはどうかと思う。
かつて、ある有名女性評論家が、「布巾も雑巾も一緒に洗濯機で洗えばいい」と、テレビで口を滑らして、多くの女性から顰蹙をかったことがあった。
思ってもしないことをついつい表現を間違えて口にしてしまったものである。
不用意発言ではあるが、女性は子を産む「機械」などと思うものはいない。
「まずい表現は慎みなさい」で矛を収めて、早く政策で論戦を戦わせてもらいたいものだ。
これ以上審議拒否を続けるならば、少しは稼いだ「選挙戦」用の点数を減少させることになってしまうだろう。
分からないのは、同じ与党自民党員からの辞任要求が出てきたことだ。反主流の面当てだろうが醜い。小泉・安倍憎しで政権の足を引っ張るのは見苦しい。

重要法案を抱えた内閣・与党の団結は必要だ。夏の参院選挙用の点数稼ぎを考える野党はこれ以上審議拒否はまずいだろう。

国会内では議員なんて「投票マシン」に過ぎないからというとまた怒られるかな?
今は、多数決では与党の単独審議で採決も可能な国会構成だから。