「愛国心」の影に怯える

愛国心をことさら言わなくとも私はここに生まれこの日本で生涯を送ろうと思い日本国を大切にしたい。日本に住む隣人同胞を愛し楽しく暮らしたいと思う。
でも、「愛国心」の条文の影でうごめく「非国民」という囁きを恐れるのです。
陰湿な村八分そして「非国民」のレッテルを貼られるような社会にはしたくないのです。
現に、小学校に始まる集団苛めさえ、ささいな理由で起きています。群集心理の怖さです。

共謀罪」にもからむ問題ですが、悪を働く影の力が怖いのです。人を操る悪巧み。国家が法律を楯に弱い者苛めをしてはならない。
「国を愛しましょう」が何時、「あなたはなぜ日本を愛しないのですか」となり、「非国民!」のレッテルを貼るきっかけを与えてしまうのではないかと心配します。

憲法九条の改正が叫ばれている時、「自国の安全は自国民が守るんだ!」といい、再軍備国民皆兵へとリードするための「愛国心」が怖いのです。