数々の空白を飛び越して今年最後の日付のページになりました。

大掃除の途中から、左足の痛みが再発した。運動不足の身体には、中腰での家事労働は足腰の関節には負担をかけるのだろう。
後片付けを後回しにしたため、今朝からは早朝から忙しい。
休み休みの作業で一向にはかどらない大掃除。

庭の掃き掃除は、強風の吹く間はできないから、一番最後にして、居間の整理をする。なに、今晩の年越しパーティーの準備ではない。もう転寝したいからコタツ周りにやわらかい布団を延べるのだ。昼食を取り、夕方までの休養をと暢気に構えることにした。

ねじった腰から痛みが走る。左足がしびれている。やわらかい布団の上ではかえって腰に負担が掛かるようだ。座っていても寝転んでいても痛い足腰のわが年末の小さな災難となった。

 この日記は夜へと続く。

雑事に追われてまとまりのない時が流れる。
もう9時だ。紅白歌合戦。何もう終わり?
いや、前半戦が終わろうとしていたようだ。

司会者の中に見慣れぬ方がいた。みのさんだ。NHKでは見たことがない。
民放では猛烈キャスターそして司会者だ。よくしゃべるのが玉に瑕だ。
もっとも、これが細工の一つなのだろう。総合司会者のベテラン山根アナもやりにくそうだ。ほかの若手男女の司会者は自分の守備範囲を無難にこなしている。

さて、舞台はどうだろうか?
学芸会の舞台から、様変わりの劇場舞台になっている。歌に踊りに見せ場が多くなった最近の歌にはこんな舞台が効果的だ。聞かせ見せる舞台である。あわせてカメラワークも気持ちよい。

歌手はどうだ。持ち歌を歌う人、聴きたい要望のあった歌を歌わされた人もいた。
年に一度のことだから承知した歌手もいたのだろう。
歌詞の聞き取れない歌も多い。曲と歌がマッチしてないのではと素人考えをいってみたいものもあった。

会場の雰囲気はどうだろう?
画面が変わるからよく見られなかったが、舞台と客席との交歓はつかめなかった。NHK的観客でおとなしく聞いていたようだ。

ナツメロ希望者にとってはつまらなかった?一緒に歌える歌が少なかったから。
今アッコが白組の一員として歌っていた。よく分からない歌とダンスだった。持ち歌を歌いたかったのではと思う。
さぶちゃん北島三郎はよかった。「風雪ながれ旅」。聞かせる歌だった。
赤組のトリは天童よしみ。持ち歌でなく「川の流れのように」ひばりの歌であった。うまい歌手である。あるひとはこの歌手の容姿を減点材料にしていたが、私は好きな歌い手だ。
白組トリをつとめたのはSMAPだった。「Triangle」若者うけの軽快な歌声が会場いっぱいに響いていた。

合戦は白組の勝ちだった。
恒例の「蛍の光」で合戦の幕は下りた。

続いて「行く年来る年」除夜の鐘の音。
さて、これで今年の最後の時が過ぎようとしている。
紅白に酔った雰囲気が吹き飛ばされる。
今年し残した多くの反省をする時だ。
日記帳の帳尻をあわせ、空白を埋める作業も手につかずに終わりそうだ。

さて、新年の事始は、八剣神社へ初参りだ。厚着をして外出だ。
もう新年はそこまでやって来ている。