節分

昨日までの大寒波も、節分の今日は和らいできた。
このまま、暖かくなるとは思わないが、しばらく和らいでいて欲しい。
テレビで節分の日には、「巻寿司を食べる」風景を映していたが、いつごろから流行りだしたものだろう?
私の高校時代にはまだなかったから、50年前にはなかった風習である。
40年前はどうだったか?あったかもしれないが、私は食べることはなかった。
巻寿司を食べる光景を見たのもここ3年ぐらい前からである。
何処で、誰が考案し、どのように全国に広まったのか?
コンビニ全盛の今、その伝播力は早いものであろう。
寒い冬の日、恵方に向かって無言で食べると幸せになるという。
寿司は冷たい食物。どうせ食べるなら、おでんや関東煮の方が暖かくて良いのにと思う。
「豆まき」は幼少の頃から見慣れた行事であり、農家の私のうちでも行われたものである。
年の数を数えて食べた記憶もある。子供心にも不公平に思った「お八つ」の豆であった。
明日は「立春」。三寒四温で春のお彼岸を無事に迎え、花咲く春を待ちたいものだ。