ロボコン全国大会

昨夜はNHKのゴールデンタイムに放映された、高専ロボコン全国大会を見た。
これはハイライト場面の構成で、全競技の対戦は後日放映されるという。
わが地元、愛知の豊田高専が対戦最初に破れてしまった。
なぜ?、相手は四国代表の詫間高専だった。
ゲーム開始6秒で中央スポットにボールを入れた早業は完璧だった。会場全体の割れるような拍手。
勝ったと思った。
だが、判定で負けてしまった。悔しい。
ここに、ルールの甘い解釈が豊田高専側にあった。
スピードではなく確実さを要求されていたのだ。後からゴールしても、確実にスポットの真上に入れれば
距離だ同じであれば同点引き分けになり、審判の判定で優劣が決定される。
いち早くゴールに入れた豊田高専は油断した。防御を忘れてしまった。
秀才の陥りやすい独り善がりか・・・?
他校には何台かの子機(メッセンジャー機)を用意し、中には強力な防御専門のものを用意していた。
攻撃も相手の子機に体当たりするものもあった。
総力戦で対戦していた。
最後に残ったのは中国代表の松江高専対四国代表の詫間高専だった。
松江高専の優勝だった。

放映緒戦で敗れた相手が優勝戦で破れた。一番悔しいのはわが豊田高専応援の私であった。
が、ロボコン大賞は豊田高専と告げられた時、やったー!と思わず叫んでしまった。
優勝でもなく、アイデア賞でもなく、まさに、ロボコン大賞をとったのであった。

この全体戦の模様は年末にもう一度放映されるという。
またわくわくして見ることができる。